記念すべき第一回は2007年にデビューして以来、シーバスデイゲームの火付け役と言っても過言では無いでしょうか?コアマン社製 パワーブレードシリーズ 皆さんの中にもお世話になってる方も多いのでは無いでしょうか^^ 

ははーん、さては自分がテスターやから提灯記事やなぁ!と、お思いのそこの貴方!いえいえオイラがコアマンのテスターになる前から使い続けていて、もうねぇこのルアーが好きとか良く釣れるとかの次元を超えて溺愛しております♪   オイラ自身限られた場所だけでシーバスを狙っていたら、ここまで溺愛して無かったのかもしれません。 そんなパワーブレードをひたすら投げ続けているオイラが、皆さんにこのルアーの素晴らしさを少しでも垣間見て頂ければと
【パワーブレー道】と中々シュールな苦笑いしか出てこなさそうなタイトルに熱い思いを込めまして^^ 先程からからパワーブレードについて事細かに書こうと下書きしてたんですが、余りの量に”第一回目にこの量書いたら第2回目のハードルを上げまくりやん・・・・”と、自分の首をどんどん絞めて行きそうなので軽めに・・・軽めに抑えていければと、思います^^;



さて現在パワーブレードシリーズは30gのPB-30・24gのPB-24レアメタル・20gのPB-20の3種類がラインナップされています(2015年10月調べ)  その中でもオイラが最も溺愛しているのが30gのPB-30です、では何がそんなにエエの?かと言うと、以前より何度か雑誌の記事にも書かせて頂いた事がありますが、よく言ったのが
【重いけど軽い・軽いけど重い】 【地形把握】でした、その時よりも少し深く書ければと思います。



①飛距離
はい来たお約束の飛距離、そんなんもっと飛ぶもんあるっちゅうねん!何でもかんでも飛距離言うたらエエって言うもんちゃうぞ!
と、お思いのそこの貴方! そうなんですよねもっと飛ぶ物はあります、けどそんな事言うてたらジグしか投げれませんから^^;まぁそんな事は置いといて皆さんのお使いのロッドのアクションや硬さ・長さ・ラインの太さ・キャストの仕方などで飛距離は変わると思いますが、ここは素直に 【確かに飛ぶよね】と言う具合で置いておいてください^^;


②ゆっくり巻ける
最早これがパワーブレードの真骨頂などでは無いでしょうか! お前何眠たい事言うとんねん!ブレードが回転して抵抗になるねんからユックリ巻けるんは当たり前やんけ!とお思いのそこの貴方! そうなんです、ブレードが回って抵抗になるのでゆっくり巻けるって当たり前ですよね。 でもね①飛距離が出せて②ゆっくり巻ける事の両立が出来るルアーって意外と少ないんですよねぇ、え?ジグや鉄板もあるやないか!とお思いのそこの貴方! 確かにオイラが好きだったメガバスさんのMETAL-X SLIDE WOBBLERなどは口の部分が抵抗になり他のジグより比較的にゆっくり巻けたり、鉄板では同じくコアマンさんからアイアンプレートが出ています、こちらも飛距離・抵抗共にあるのですが、やはり動き出しのスピードが圧倒的に違いジグや鉄板よりも更にゆっくりと巻く事が出来ます。


③レンジ攻略
そしてシンキングなので当然表層からボトムまで探れますが、注目するのはそのブレードの抵抗によってもたらされる効果のもう一つが、レンジが上がり過ぎず下がりにくいと言う事。 ?? 某アニメのポルナ●フの様に ”なにを言っているのかわからねーと思うがおれも何を言れたのかわからなかった…頭がどうにかなりそうだ…” みたいになってます? 
いえいえ簡単な話で(作った本人は全然簡単じゃ無かった筈ですが^^;) これはパワーブレードを巻いて貰ったら解る様に、ブレードが回転して抵抗を受けている割には巻き抵抗が意外と軽い筈です。オイラもたまたま家に山盛り各種スピナーベイトに使われてたブレードがあったのであれや・こらやと取り換えてチェックしてみた事があります。
が、しかしながら巻き抵抗が酷過ぎたり沈下スピードが早かったりと、局地的に特殊な使い方(例えばコロラドブレードを付けて表層をバジングの様にして水面をかき回す等)以外は中々に難しい結果となりました(><)
まぁ余談は置いといて^^; と言う事で絶妙なブレード設定のお蔭で30gもありながらレンジが上がり過ぎず下がりにくいと言うレンジコントロールをする上で非常に楽な仕様になっております。




さて軽めに抑えていければ・・・と、最初に書きましたが結構書きましたね^^; オイラがこうして鼻息フンガフンガしながら書いているのですが、ここまで読んで頂いた方の大半が実は 【 ふーん・・・ 】程度なのは良く解ってます。何故かって? それは


・飛んで

・火に入る

・夏の虫



じゃ なくって・・・・


・飛んで

・ゆっくり巻けて

・全層攻めれる




と言っただけだからです、これだけでは中々イメージが付きにくいんですよねぇ。例えば・・・・




・ 水深が1~2m程の遠浅のポイントで、フルキャストで、まぁ何とかブレイクラインを超えていける。



大阪や神戸では少ないシチュエーションですが、さてこんな状況は【レポートNo.127 宮崎初取材遠征】でオイラも持参したルアーの9割がブレイクに届きすらしなかったと言う悲しい体験もありました。 この状況で選択されるルアーは皆さん如何ですか? シマノさんのサイレントアサシンに代表される飛距離の出るミノーや、大好きだったスカジットデザインさんのスライドベイト ヘビーワンに代表されるシンペンをチョイスする方が多いのではないでしょうか。 この状況では余裕でブレードは届きます、が!別にブレードを使わなくても全然平気ですね^^  さてここに更に・・・



・ 向かい風の強風が吹きつける。



こうなってくるとちょっとミノーじゃブレイクの向こう側から見せて来たいのに、飛距離的にギリ ブレイク上かな?と辛くなってくる所です、あぁもうちょっと飛べば!とヤキモキする所ですね(><) しかしシンペンはその空気抵抗の少ないボディーのお蔭でまだしっかりとブレイクを超え比較的軽量のお蔭でフラフラと魅惑のゆったりアクションで活躍してくれます。この状況ではまだまだ余裕でブレードは届きます、が!別にブレードを使わなくてもまだまだ全然平気ですね^^



さてここに更に・・・




・ 向かい風から横風へと変わり強風が吹きつける。



風の程度にもよりますがキャストと同時にラインがシュパパパパっと流されてラインが横にはらむあの時、ほんまもうええねん!って感じでイライラしますよね^^;  この状況だとミノーではもうブレイクには届かず手前で食ってくれるのを待つばかり、シンペンの方はと言うとその空気抵抗の少ないボディーのお蔭で何とかブレイクに届くが、自重が軽いので風によってはらんだラインもそのままに思い通りのトレースラインを書けないばかりか、その空気抵抗の少ないボディーが仇となり水中の抵抗も少ないシンペンがラインが風に引っ張られていく力に負け横方向に水面滑走していく有様(TT) 皆さんもそんな経験された事は一度や二度では無かった筈!



しかしご安心下さい!そんな過酷な状況でもパワーブレードなら大丈夫!! 何やら深夜の通販みたいになってきましたがw ここで先に述べた①飛距離が発揮されます。 その30gと言う鉛の比重を生かし風を切り裂いてブレイクラインを超えキャストと同時にラインがシュパパパパっと流されてラインが横にはらんでも30gの自重とリトリーブと同時に回転するブレードの抵抗とがはらんだラインを押し戻してくれ無駄なラインの放出とトレースラインの見極め易さを実現。 
【重い】が強風を切り裂きポイントに到達・ラインの捌き易さトレースラインの見極め易さを発揮し、更に風によるルアーの不用意な移動を極力抑える。


そして今度は②ゆっくり巻けるで述べた様にブレードの回転による抵抗のお蔭でゆっくりと巻く事が出来、強風下に晒されながらも格段に魚に対してスローにアピールする事が出来ます。 これが【軽い】です。


そしてここで③レンジ攻略がやってきます、元々レンジが上がり過ぎず下がりにくい上に強風下となったポイントでは当然波が立ちます、で、この波の引き波や離岸流に入るとリーダーの種類や太さによっても違いますが、あら不思議♪ 沈下と浮力との均等が取れてラインを張ってるだけでサスペンド状態が出来たり、逆に引き波や潮の流れが速く浮力が勝ちラインを張ると浮き上がると言う現象が結構多発します。 なので離岸流やゴロタ場などの流れが速くなる所では水深1m程度でも十分にパワーブレードを根掛かりせずに攻めて行く事も可能なルアーなのです。



オイラは昔からパワーブレードを
【重いけど軽い・軽いけど重い】と言う言葉は
”飛距離を出す重さと、軽量ルアーの様なスローな見せ方&レンジが刻めて、巻き抵抗は軽いけど、風で流されたラインを引き戻す重さがある。”と言う事を言い表す言葉として使っています。




如何ですか? 何となくですがイメージして貰えましたでしょうか?
ええ?そんなん出来るの他にもあるで!とお思いのそこの貴方! いやいやまだこれだけでは無いのです!! それが最初にも述べた




【地形把握】




先に述べた事が魚に対しての直接的攻撃なら、こちらはまさに間接的支援攻撃となります。 しかしながらパワーブレードの持つボトムサーチ能力のお蔭でどれだけ私の釣果に対して貢献してくれたことか、いえ!釣果だけでなく魚に対する考えや釣りに対する考えをガラッと変えてくれたと言っても過言ではありません。



と、凄い大層に書きましたが ”地形把握” をしたいのであれば、沈むルアーなら何でも出来ますし、いやルアーと言うより・・・ぶっちゃけナス型の重り1個で充分です^^  実際に私も昔 神戸の7防の内向きをナス型重りを使って地形の把握をしていた時があります^^;  では何故重りでは無くパワーブレードを使うのかと言えば、それはもちろん
地形を把握しながら攻めて行けるからに他なりません。 重りでの調査はあくまでも”事前”調査であり、対するパワーブレードは調べながら釣れると言う一石二鳥作戦ですね^^



ん~でもそんな地形変化って知る必要あるの?? そうなんですよねぇ 別に知らなくても魚は釣れるんですよねぇ、ただ海に向かってミノー投げてて左40度位に投げたら魚が釣れた! なんでやろ?ってなりません?? 実はその下に根があったり、沖に走るブレイクラインがその部分だけ岸に寄ってたり、実際は障害物には付いていなかったが流れが変化してる所で食った・・・とかがイメージ出来れば、次はこうしてやってみよ!これならどうや?と、攻め方のレパートリーが増えて行くのでは無いでしょうか。





間違いでもいいからイメージ(妄想)しながら釣る




これがオイラの釣りの基本となります。


・地形をイメージする。

・流れをイメージする。

・ルアーをイメージする。



これが出来ないとオイラの崩れ具合は半端じゃありませんww 【何をやっているか解らない・・・】と言う状況になります、と言うか実際そう言うてる筈です^^; ここまでで何となく言いたい事は解るけど何か難しそうやなぁ(><) と思われているそこの貴方!! ご安心下さい!!


①地形をイメージする
もうこれは簡単”落とす”だけですフォールですね^^  ただボーっと落とすんじゃアレですが着水してから着底までを1...2..3..4..5....とカウントします。 そう着水してから底まで何秒って感じです、お前のカウントは、ほんとの秒針よりも早いやんけぇ!なんて上げ足取しないでw ここで重要なのは正確な秒針では無くあくまでも”目安”をつくる事です。 いいや!俺のカウントは世界一ぃぃぃぃ!絶対秒間の持ち主さ キラン!と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、カウントはしょっちゅう変わりますんでそこまで必死になる必要はありません、必要なのは毎回大体同じカウントである この1点です。実際私が釣りしてると殆どの時間カウントしています。  え?一回カウントしたらそのラインはもうええやん?と思われるかもしれませんがコレはまた後で。


さてファーストキャストの水深のカウントがとれたら、後はロッドを跳ね上げてリフト&フォールです。 フォールはフリーでもカーブでもどっちでも良いんですが毎回のムラが少ないカーブフォールを多用しています、で こちらもカウントと同じくロッドを跳ね上げを毎回同じ状態にして着底するまでのカウントを取って行きます。 この時点でお気付きの方も多いと思います、自分から距離が遠い所と近い所ではラインの角度が変わるのでロッドの跳ね上げを同じにしてもルアーの跳ね上がる距離は違うと言う事です。



はい、そんなのどうでもいいです^^




そんなの測ってたら日が暮れます、同じ様な動作で同じ様なカウントで何となく解ればいいのです! 目的は自分が手早く地形を把握する事であって国土交通省の地図を作る事では無いのです、それが
”間違いでもいい”と言う部分であり後で間違いがあれば頭の中で地図を修正して行けば良いだけです。 



着底
スー・・・・・・・・・・トン。
スー・・・・・・・・・・トン。
スー・・・・・・・トン。
スー・・コン。
スーゴリッ。
スー・・・・・・・・・・・・・・・・・トン。
スー・・・・・・・・・・トン。

スー・・・・・・・・・・トン。
スー・・・・・・・・・・トン。
スー・・・・・・・・・・トン。
スー・・・・・・・・・・トン。

スー・・・・・・・トン。
スー・・・・・トン。
スー・・・コン。
スーコン。
ゴン。
ゴリ。


こんな感じでトンの後の ” 。 ” の並びが既に地形を表していますね^^  


着底後同じような地質が続いて
少し変化のあと
硬質な磯か根に当たって
越えた後少し深くなる
また最初と同じ地質で
徐々に掛け上げって
自分の磯の底辺付近から
一気に駆け上がってくる

と言う情報が1投目で、何となくですが読み取る事が出来ます。 何度も書きますが何となくでいいんです!、この作業を扇状や横移動で10投もすれば貴方の目の前には見渡す限りの青い海!では無くこんな感じの しっかりと高低差のある地形が見えているに違いありません^^



この地形を把握すると言う事は何と無く解って頂けましたでしょうか? で、そんな地形把握の一連の動作で実はもう2点地形以外に同時に把握する事が出来ます。



その一つは
地質



ははーんここは溶岩やな!お!ここは花崗岩か!!! はい、そんな所まで解りません、上でもイメージと言いましたが解るのは硬いか柔かいか程度なんです^^; でもそのカツッ!なのかコツッ!なのかフワッ・・なのかポフッ・・・なのかで何となく妄想していくと石がゴロゴロしているとか根が張り出してるとか、ここら一帯は砂地だとか一面海藻帯であの辺に砂地と根があるとかが目の前に広がって行きます。 これを把握する事により何もない砂地帯は無視してコッチの根が絡む辺りを重点的に攻めようか?とかの戦略が生まれます。



そしてもう1つが、先にも書いた ”私が釣りしてると殆どの時間カウントしています” と言う所になってきます。 一度探っているにも関わらず毎回カウントを取ると言う無駄に見える様な事は何故しているのか。 それはカウントが変わるからなんです、
え?いきなり深くなったり浅くなったりせえへんやんww  その通りです^^ そんな突然地殻変動されたら釣りなんてしてる場合じゃないですからね^^  もうお気付きの方も多いと思いますが、そう




もう1つは
潮流です。



右から左・・・左から右と基本的にはそんな感じが多いのですが、潮はとても複雑に流れていますし刻一刻と同じ状態を保ってくれません。 しかし私の様なヘタッピでもパワーブレードを投げて何となくカウントを取っておくと、潮が動き出すと同時にフォール中、常にブレードが回転し抵抗を受けているので確実にカウントが増えて行きます。  当然逆に潮が緩んでくるとブレードへの抵抗が減りカウントは少なくなります、また底潮や中層だけ潮が走ると


パラパラパラパラパラ・・(フリーフォール時のライン放出)

パラ・・・パラ・・・パラ・・・・パラ・・・

パラパラパラパラパラ・・トン。


こんな感じで(中層の潮が走ってる)その部分でフォールのスピードに変化が出てきます。 この様にして
①地形把握 ②地質把握 ③潮流把握 の3点を、たった1投で容易に把握していく事が可能となります。 そしてこの3点を把握する事により、”目に見えないアソコの根を右側から潮に流して根の裏側に入れてみよう” とか ”あれ?ちょっと潮動き出した? ブレード辞めてTOP投げてみよう!”等の攻め方&状況判断がより迅速に効率よく行える様になると言う事は、違う場所・違う磯・突然初めての場所と毎釣行アウェーの洗礼みたいな状況の私にとってこれ以上無い最強の武器となります!










さてここまではパワーブレードの有用性や使い方など、ごく簡単に纏めてみましたが如何でしたでしょうか? 更なる応用や事例などまだまだお話したい所ですが、良い点ばかりでもありません! 何事にも一長一短、万能なんて都合の良い言葉ほど中途半端な物はありません! そのもっとも大きな弱点が



バレ易い




根掛かりする





うん、もう何回余裕の自己記録ヒラスズキを掛け、ゴババババ! チャリン♪・・リン・・・リン・・・と弾け飛ばされるパワーブレードを呆然と見送り涙を飲んだ事か解りません! パワーブレードの武器となるその30gの鉛のボディーが、諸刃の剣となる瞬間です(TT) そして皆さんも気になるのが購入したノーマル状態のリングやフックが弱いのではと言う所、実際シーバスとのファイトでも伸びたりした経験がある方も多い筈。



私もただヤラレルだけでは無く、アンナ事やコンな事など3ビット程度の頭脳をフル回転させ、フック&リングの強化・フックの大型化・シングルフック化・ジョイント固定化など試行錯誤致しました・・・・・



それにより確かにフックの伸びは無くなったり、掛かればバレにくくなりました。 しかしこれまた何事にも一長一短!万能なんて都合の良い言葉ほど中途半端な物はありません! フックを強化・大型化すれば根掛かりが多発しだし果敢に舐める様に攻めれない&ポイントを潰す(場所も針先も)結果釣果の減少&モチベーションのダウン。  シングルフックはどうか・・・根掛かりは激減しバレる確率も下がりました(バレるのはバレます) しかしながらフックがボディーを抱いて何度もフルキャスト後、即回収になる事が増える。 ゴンゴンとバイトしてるのにフッキングしないなどの弊害があり、こちらはフックを強化するよりもキャストごとのロスタイムが多い分かなりのストレスとなり、メリットとデメリットを考慮して状況によって使い分けると言う結論になりました。 また今まで逃した魚はサラシにルアーを通したから食ったとかの通常の状況では無く、中々特殊な攻め方で出した魚達だったので
”その魚を掛ける事”が出来た”そんな所に着いてる事が解った”と事実だけでも、私のヒラスズキへの認識を変える出来事でした。 その辺りのお話は機会があれば書いてみたいと思います^^




  

そんな検証結果と共に上の写真の様なメーター超えのブリや大鯛・大型根魚などの数々の魚を、完全ノーマル状態のパワーブレードで捕って行けた実績、そして根掛かり時にはPE1.5号+フロロ40ポンドの普段の私のタックルではフックを伸ばしての回収が可能と言うロストの軽減とも相まって、現在ではノーマル状態で多用し状況に合わせてフックの交換や改造等で魚にアジャストしていってます。



だからと言って皆さんがノーマルフックで伸びないのか?と言えば違います。 これも私がダイコーテスター時より良く言ってたのが
 ”どこかで弱めるか” と言う事です。 これはロッドの部分の話も出てくるのですが





貴方はロッドに何を一番求めますか? 私はパシッ!と飛ばして遠距離からのフッキング性能が欲しかったので硬さ・・と言うか張りをロッドに対して重視しました。 必然的にパワー系になり硬く張りのあるロッドになります、 ”釣りでも車でも機械でもそうですが、ガチガチに強化すれば弱い所にくる”  どんなに強固にしていっても必ず弱い部分があります、それはタックルでは無く魚の口であったり人間の方だったり。 ごくごく当たり前な話で硬く張りのあるロッドを使いパワーブレードのノーマルフックで魚と闘うと当然ながらフックは伸びやすくバレ易くなります、なので私は ”弱める” 部分をレバーブレーキリールに持っていきました。 レバーブレーキの利点は何と言っても某世紀末アニメの様に




指先一つで


ダウンさぁぁぁぁ



では無く




指先一つで


ほぼフリーの状態から


MAXドラグ値に持って行ける



と言う、素晴らしいアイテムです! これにより自分のロッドに足りない柔軟性をレバーブレーキと膝の屈伸とでカバーする事で、大型魚や根魚などに対してもパワーブレードのノーマルフックで戦っていく事が可能となりました。  と、こう書くとレバーブレーキが絶対要るんかい!とか難しそうやなぁと思われるかもしれませんが大丈夫! レバーブレーキの部分をドラグ調整で出来ますし(実際私はファイト中何度もドラグを弄ってました)、コアマンから先日発売されたDay Starの様に”ノリやバラシにくさ”に重点が置かれたロッドはしっかりと魚の動きに追従してくれノーマルフックの性能を自動的にフルに発揮してくれ凄く楽になります。







このままロッドの話をしだすと長々となるのでこの辺りで止めておきますね^^ さて 
”バレる” の話の中でもちょっと触れましたが ”根掛かり” に関してはノーマル状態のパワーブレードでPE1.5号+フロロ40ポンドならフックを伸ばしての回収が可能と書きましたが、それでも回収出来ない場合は当然あります。 朝一1投目で着底即根掛かり&ロストなんて萎えますよねぇ^^;  しかしながら底を舐めれば当然根掛かりのリスクは跳ね上がります!  そんなん高いのに!!とお思いのそこの貴方!!


 

この子達で余裕で元取れてますから♪

根掛かりしても ”しゃぁない!” ですね♪









さてさて私がパワーブレードを使い続けるのは単に飛距離だったり各種サーチ能力が優れているからだけでなく、
何処でも・何でも・何かが釣れるという事が大きいです。






・大阪湾のシーバスから
・ブラックバス
・カマス
・エソ
・チヌ
・ヒラスズキ
・ブリ
・カンパチ
・ヒラマサ
・真鯛
・イサキ
・ガシラ
・メバル
・オオモンハタ
・アカハタ
・アコウ
・マハタ
・スジアラ
・クエ
・アイナメ
・マトウダイ
・フエフキダイ
・ミナミキントキ
・再現性が極めて困難な石鯛まで



幅広い魚種に対応!

   

如何でしょうか^^

これらは実際にオイラが釣った魚種で、他にも写真も撮ってない名前も解らん魚なんかも結構居てます。




さぁここまで簡単にパワーブレードの良い所も悪い所も書いてみましたが、最後に1つ。  現在バリバリ使われている方も、これから使ってみようかな?と思っている方も是非心に留めていて欲しい事、私がパワーブレードを使う上で最も心がけている事を最後に記したいと思います。 















パワーブレードは最初に使うな、最後に使え。





お前が勧めといて最初に使うなって何やねん!と、皆さん突っこまれたかと思います。 何故か? お分かりの方も多いのではないでしょうか^^ そう、今日はミノーでガンガン食ってくる日かもしれません! はたまた今日は全身を飛び出してTOPに飛びつく日かもしれないのです、他のルアーに食ってくる魚はそのルアーで釣ってしまえばいいんです^^  じゃぁパワーブレードはいつ使うの? 



・もう手が無い時


・食いが渋った時


・あぁここには魚が居ないなぁ・・と諦めた時




そんな時こそ是非投入してみてください








思いもよらない所から





思いもよらない魚が






思いもよらない出方を






貴方は体験する事が出来るかもしれません^^








是非皆さんも一度パワーブレードの深淵を
覗いてみては如何でしょうか!










【お勧め】と言う感じかな? 
”お気に入り”でも良かったんですが何だ
かLINKと思われそうだったんで^^;

実際使ってみて良かった物やお気に入り
な物など・・・基本お金無いので高い物の
紹介は無いです、はい^^; 別にメーカー
や物に拘らず紹介していけたらと思います


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