トリプルインパクト
釣りをしていてインパクトの強い場面を見た事は無いだろうか?自分が釣った時・同じ釣り場で他人に釣られた時・凄まじいバイトシーンを見た時など様々。貴方はその時どの様に感じたのか?衝撃・興奮・挫折・諦め? だから釣りは止められない。

『ドン』と来い!

前日に引続き 宮川兄・オイラとでウエーディングのシーバス狙い、後でタケダさんとオ●さんが合流する予定である。
今日は小潮でド干潮前狙い宮川兄と現場で合流 逸る気持ちを抑えつつも気持ちが高ぶるのは押さえ切れない 透明度や流れ方・潮の引き具合などチェックを入れながら入水開始、まだ潮位が高いが底質の様子を見ながらキャスト開始。

コモモを通すがアタリ無し少しレンジを少し下げてサスケ(技力)を引くが底を擦って来る。
微妙なレンジはいつも悩む所である、コモモで行くか?移動しながらサスケの引ける所を探すか? やはり流れが良い具合の所を攻めたいのでコモモでチェックして行く。

2度目の休憩を挟み再開 タケダさんとオ●さん2人が合流し下流側へ入る。
その時 『コッ!』 とショートバイト・・・フッキングは出来なかったが明らかにボラでは無さそうだ、兄に話すと兄の方もアタリがあった様だ。


君が頼りだ!食われて来い!

遂に魚が入って来たのか?2人共にアタリが出たので、最近非常に魚に食べられてくれるお気に入りのカラーのコモモに交換して再開。
3投目、キャストしたルアーがいい流れの変化に入った途端に

『ドン!』

リトリーブしていた手が止まる。

ジィイイ 

ドラグも鳴るが余り勢いが無い、上流に向かってラインが走り出したので ある程度のサイズと判断してアワセをもう一度入れる

ゴボゴボ

低い音のエラ洗いに興奮しつつ後退してランディングに備える。
何度も締め込み中々寄って来ない エラ洗いも1回だけなので少し心配になるがライトに照らし出されたのはシーバス!良かった (>_<) 無事にランディングしたのは78cm 4.3k
え?えぇぇぇ?

「ゴツイ魚体やな!ええなええな」と兄と話つつ、写真撮影する為にお兄ちゃんと二人で一旦岸に上がり写真を撮っていると釣りをしているタケダさんとオ●さんとのイヤーな会話が聞こえて来る。

「キタキタ お!ええんちゃうん?」・・・「おお!デカイデカイ」・・・

ザパッ・ザパッ・ザパッと誰かがこっちに歩いて来る、
さっきの会話で釣れたのは解ったのだが・・・サイズは??
「釣れたで〜」とタケダさん、左手には・・・デカ!太い!



 84cm 6k 
ダブルと思ったら・・・

「ダブルヒットですね!」とオイラが言っていると「釣れたよ」とオ●さん67cm。

なんと
トリプルヒット!?記念に三人での物持ち写真を撮ってみる。



オラ・ウリャ・ドリャ〜!

気が気じゃ無いのは写真を撮ってるお兄ちゃん、明らかに時合が来ているのに写真を撮らなくてはいけないのだ!「もういいですか?僕にも釣らせて下さい(ToT)」 撮影終了後、ポイントまで物凄い勢いで入水して行きキャストしたのは言うまでも無い・・・しかし時合は過ぎていた(ToT)

その後粘ったお兄ちゃんは無事に64cmを釣ったのだが納得いかない顔でこの日は終了。


日時 : 2004年11月20日

釣果 : シーバス 4匹 64/67/78/84cm

流破Report 「トリプルインパクト」 
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