奄美遠征
会社の盆休みを利用して嫁さん(あとで登場しますが、かなりの強者ですよ)二人で3泊4日で奄美大島へ行ってきました。

大阪離脱!

 初の離島遠征と言う事で出発前から念入りに準備し、新品のジギングロッドも購入しての釣行になりました。

大阪(伊丹空港)を出発して一時間半、奄美空港に到着!
飛行機を下りた瞬間イヤ〜な暑さ!この暑さで翌日のジギングが耐えれるか心配しつつ一路ホテルへ・・・、チェックインを済ませ一目散に浜辺へ。釣りのリサーチをかねて海に潜って魚の確認をすることに!
潜ってみてビックリ!魚影の濃さはピカイチ、しかもサイズのいい魚も群れになって泳ぎ回ってる状態、明日はかなり期待出来るとワクワクしながらホテルに戻ることに。

 翌日お世話になる、シーバード優和の山下船長に電話して海の状況を確認すると
「今日、デカイ魚に竿を折られたお客さんがいる」との事、
「魚の活性も高く明日は期待出来るヨ」と聞いてますますテンションが上がって頭から煙が・・・ヤバイ(汗)。

翌日の出船時間を確認して、ゆっくり寝ることに・・・。

桁外れのパワー

 翌日、朝ホテルまで船長が迎えに来てくれて船の係留してある港へ。

いよいよ待ちに待ったジギング初挑戦!
定員12名の船に嫁さんと二人なのでかなりゆったり。
 20分位走った所が最初のポイント、いい潮目が出てて、いかにもデカイのが!って感じの中、1投目水深150〜175mラインのポイントと言う事でメタルジグは200g!潮の流れも早く200m位ラインが出た所で着底、ジグをシャクリ始めた瞬間、腕がつりそうに・・・。今までに無い位のジグの重さと潮の重さで・・・。しかも凄まじい暑さと湿度の高さ

1投目にしてすでにヘロヘロ。一日保たないなぁ〜って感じで、しかも嫁には『シャクれて無い!』って言われてますます焦るいっぽう。嫁も見てるし気合い見せとかな!って事で50mシャクっては底を取り直し、50mシャクっては底を取り直しの繰り返し、しかし10分ももたない間にギブアップ(汗)

船長にお願いして少し浅いポイントに。ここのポイントでは嫁さんも釣りを初める事に!

 水深は90mで2枚潮になってると言う事で一度底を取りシャクリ上げて40mラインを探る形で釣る事に!今回はポイントも浅くジグも160gと少し軽め。
3投目!50mライン位までシャクリ上げてきた所で

『ドスン』

と言うアタリと共に一気にラインが・・・。60m位出された所で少し魚の動きが止まったので少しドラグを閉めて魚を寄せ始めた瞬間、また凄い勢いで魚が・・・。
ドラグの性能のせいか僕がヘタクソなのか、あっけなく借り物のジギングロッドが粉砕!『あっ!』と思った瞬間ラインブレイク(涙・・・)。竿は折れるは魚はバラスはでガックシ。
(ドラグの調整はかなり大切ですねぇ・・・!)

 だだ、今の魚のパワーは中紀の沖磯で掛けたサメよりも凄かった様な感じで・・・。少し奄美を甘く見てたので変な汗が出てきた・・・!


嫁さん恐るべし!

気を取り直してタックルをセットしていると嫁さんに何かが
HIit!
船長に借りた竿なので折れる心配はナシ!

今回もジェットスキーでも掛けたかの様な凄い引き、嫁さんは揺れる船の上でフラフラしながらの格闘!巻いては出され巻いては出されの繰り返し、15分位の格闘の末、魚の陰が船の後方20m位にその瞬間あえなくフックアウトと同時にジャンプ!150cm以上は有ろうかと言う魚が跳ねて船長が

『バショウカジキや!』と・・・。

奄美でバショウカジキはルアーやエサでよく釣れるみたいです。嫁さんはすでにフラフラ!奄美のポテンシャルの高さに驚かされました。

気合いを入れ直し、リーダーも100ポンドに上げ(今までは70ポンド)
ジギング再開!すると直ぐにまたまた
嫁さんにヒット!

 今度の魚もまあまあサイズ、
しかしさっきのバショウカジキほどは引かずすんなりと船長が持ってる網の中に!船の上に上げてみてビックリ!

なんと93cmのスマガツオ!船上は大盛り上がり(3人だけやけど)。

船長曰くカツオで一番美味しいと言う事なのでキープする事に。

160gのメタルジグ丸呑みでした。


その後、嫁さんはコツをつかんだのか、数投目にまたまたヒット!今度は船長から借りたロッドでも太刀打ち出来ずにあえなくラインブレイク。今度の魚はいいサイズの『GT』やな!と船長。しかし8000番クラスのリールやとパワー不足の様な。

なぜなんだぁ〜!

 その後ポイント移動を繰り返し移動する先、移動する先でアタリも多いしヒットするものの太刀打ち出来ずにバラしてしまったりと(汗)
(何故か嫁さんの方にばかり魚が集まっている様な・・・)
嫁さん10に対して僕は3ぐらいしかアタリ&Hitがなく焦るいっぽう。多分シャクリ方かな?と嫁さんを見ていると、また魚を掛けた様で・・・。

5分位のやり取りの後、上がってきたのは70cm弱のカンパチ!ようやく本命キャッチと言う事で船上は一安心。

後は出発前から気合いが入りっぱなしの僕に魚を釣らそうと船長と嫁さんは必死!

ポイント移動後、今度は嫁さんはカメラマン役に撤して僕だけがジグをシャクル事に。

2投目、30m位シャクリ上げて来たとこでアタリ、惜しくも乗らずにそのままシャクリ続けると直ぐにヒット!

今度の魚はなんとか取れそうなサイズ。何度かラインを出されたものの、無事キャッチする事ができました。

55cmのヒレナガカンパチ!写真を撮った後、船長にシメテもらいキープする事に。(しかしこのサイズでもカンパチってよく引きますよ!)
ようやく僕にも待望の一匹が釣れて意気揚々と次のポイントヘ。僕も少しコツが分かってきて、その後60cm位のツムブリをキャッチ!

嫁さんは海底近くをシャクって
40cmのアカハタをキャッチ!高級魚と言う事てホテルで料理してもらい食べる事に。(煮付けで食べましたが、これがまたメチャクチャ美味しくて)
 
少し潮も動き出してジグでは釣りにくくなってきたので、嫁さんはエサ釣りをすることに。船長が船に積んであったサビキの手釣りで、あっと言う間に30cm前後のムロアジを20匹位釣り上げ、それをエサに泳がせ釣りで狙う事に!1投目、早速ヒットするもラインブレイク!2投目、またヒットするもバラシ・・・(汗)もしかして、うちの嫁さんは、いいセンスしてるかも・・・?
 船長が言うエサ釣りするとジグは喰わん!と言った通り、僕のジグにはアタリもなく、その後嫁さんがエサで釣った
センネンダイの60cm位のを最後に終了と言うことに・・・。

 終了間際に船の周りに2m位にハンマーヘッドが寄ってきたのでジグをキャストし掛けたものの、瞬殺されました。

 周りのいい景色を見ながら20分、漁港に戻ってキープしてある魚を郵便速達で送る用意をして、ホテルに戻りました。

(奄美のカンパチ&スマガツオ、センネンダイかなり美味しかったで  すよ!送料もかなり格安で)
   
 次回の奄美釣行のさいは、GTロットに16000番クラスのタックルがいるなぁ〜って感じで、現在次回の奄美釣行計画中かな?
(10月位に行きたぁ〜い)ただいま嫁さん説得中!)
※嫁さんの一言『ジギングするんやったら、もっと体鍛えなアカン
 で!』と有り難い言葉をもらったので、日々トレーニングします。


奄美ナイトショアゲーム

  前日のオフショアジギングの余韻を残したまま、奄美初のショアフィッシングをすることに。昼間は奄美観光の為、釣りは暗くなってからと言う事になりました。
 前日、船長から「多分、何かは釣れるでー」と聞いていたホテル近くの漁港で釣ってみることに!
常夜灯の下に車を止め、水面を見てみると船の周りや岸際にはベイトの群れが!(8cmぐらいのイワシ)しかし、ボイルも無くベイトは余裕で泳ぎ回っている感じ・・・。こんだけベイトがいてたら何か魚は釣れるやろう!と思い早速タックルをセット。
ルアーはワンダー60のレッドヘットホロ、1投目漁船の横にキャスト!スローに表層を引いて来ると暗闇から20cm位の白い魚が10匹位で凄いチェイス!

『コッコッ』とアタルもののフッキングせずに2投目、今度も凄い勢いでチェイス!『コッ』とアタリが来た瞬間電撃フッキング!ロツドには『プルプルプル・・・』と微妙な引き。釣り上げてみるとハリセンボウがパンパンに膨らんで・・・。しかもイイサイズ!

(後で調べたら、ハリセンボウじゃ無くイシガキフグと言う魚らしく、ハリセンボウよりも大きくなるみたいです)

写真撮影後、再度キャスト!またイシガキフグが・・・。その後ワンキャストワンバイトであっと言う間に30匹ほど。


アックスヘッド+チャンピオンズミノー(OZタックッルデザイン)の組み合わせでワインド釣法にチャレンジ!またもイシガキフグの猛攻で瞬く間にワームにはフグの歯形だらけに・・・。
台風の影響もあって波風か強くなり終了と言うことに。
翌日はナンヨウクロダイを釣る予定が台風の影響で・・・。いい日には入れ喰いになるとか。
    台風のバカヤローーーーーーーーー!


日時 : 2004年8月15日・16日
場所 : 奄美大島
天気 : 晴れ/台風

釣果 スマカツオ 93cm/カンパチ 70弱
ヒレナガカンパチ 55cm/ツムブリ 60弱 1匹
赤ハタ 40cm/センネンダイ 60cm

イシガキフグ 30匹弱

流破Report 「奄美遠征」 
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