青物前線異常無し? | ||
ショアからの青物は魚が回って来なければ釣れないし、当然その時にルアーが水の中に無くては釣れない『忍耐の釣り』『体力の釣り』『出会い系の釣り』である。 やっと釣れたツバスがスーパーで100円で売られていてショックを受けた事もある、市場に行けば1万円以内でメジロも買える(ToT)・・・それでもショアからの青物は辞められない魅力がある。 |
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いつも通り 今回は出会い系の釣り「ショア青物」を狙いに、宮川兄・西畑・☆君・大西さん・長谷川の五人で和歌山へ。 オイラの家にPM7:30過ぎNFDの☆君登場。 またもや釣り部屋にて待機して頂き、オイラはいつも通りナショナルの機械でリーダー作成。 ☆君 :「長谷川さんリーダー何ポンドですか?」 オイラ:「え?いつも大体30ポンドの1ヒロ」 ☆君 :「ええ?それってシーバスですやん、40ポンド以上で3ヒロはとりますよ!」 オイラ:「しゃあ無いやんナショナルの機械は40ポンドまでしか対応して無いねんから」 ☆君 :「でも細いですって。」 オイラ:「あの太いリーダーのヨレ具合と投げた時のバラバラ感が嫌いやねん」 ☆君 :「いやいやノット憶えましょうよ!」 オイラ:「ムキィ〜!これで釣れてるんやから別にエエやんけ」 ☆君 :「ブツブツブツ・・」 オイラ:『ウミノモクズニシテヤル〜』 現状の装備などで太刀打ち出来ない事を知れば、その時考えればイイのだ。 まずは釣場に立ち・ルアーを投げ・魚を掛ける! 100ポンドのリーダーでも切れる時は切れる!30ポンドでも切れない様に頑張る!こんな感じかな。☆君との心和む会話を楽しみながら準備を済ませ西畑組が到着するのを待つ、 そう今回は久々にTail Walk店長の大西さんも参戦するのである。 PM8:00頃に西畑君到着、一路宮川兄を迎えに行く為神戸方面へ走る。 宮川兄はしっかりと睡眠していたらしく、元気満々だ。別に車の中で1番最初に寝るねんから事前に寝る必要性は無いと以前から思ってはいたのだが・・・本人はそれでも寝て来るのだ。1台に男5人とタックル満載で出発、むさ苦しい車内の中みんな青物の話で盛り上がる。 「どうしましょう!今日5人でしょう?一人5本出たら25本クーラーに入りませんよ!」と毎回意味不明な問いかけで鼻息を荒くする西畑君・既にあの世に旅立とうとしている宮川兄・最近の青物情報を話てくれる大西さん・西畑のイジメに何とか耐えて実家が民宿となってしまった☆君・そんな☆君を見て笑っているオイラ・・・こんなんで釣れるんだろうか? |
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寒いんじゃぁボケ〜! 和歌山のポイントに到着したのはAM0:00過ぎ、「ほな朝まで寝るか」・・・ 唯一☆君だけが「え?ヒラやら無いんですか?え?え?」と何か言っているが、 意味が良く解らないので皆寝る事にする。後部座席の真中の☆君は出たくても出れないので観念したようだ。 AM2:00過ぎ「ヒラやって来ます!」と☆君、 好きにして下さいと外へ出され一人タックル準備を始めるのだが・・・ 「あれ?ライトが無い・・」 「あれ俺の防寒着ドコや?」 「あ!しまった間違えた・・・」 『はよ行け!寒いんじゃぁ!』 『何してんねん!』 『まだおんのか!』 など暖かい声援を受け一人暗闇の海へ向かって行きました。 彼が帰って来たのはAM5:00頃、外は雪がチラツキ極寒の中アタリも無く撤収。 それなら!とオイラ・西畑・宮川兄が入れ替わりで出撃、ポイントへ到着するなり、先行者がヒラスズキを捕る・・・☆君何してたん?兄もサラナでバイトがあったらしいがノラずに朝マズメ終了。 色々場所移動してみるが、平和な時間がドンドン流れて行く。 平和な時間と言えば寝るしか無いでしょう!と、どんなに遠くてもここは気持ちイイ昼寝ポイントなので一路車を昼寝ポイントの浜に向かう事1時間・・・ |
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初めまして長谷川です。↑ ↑ちょっと元気になって来ました! |
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魚を選ぶ男 西畑登場! 結局最初に入った場所へ戻り再度挑戦する事に。 西畑はミュートスプラッキング+ステラ5000+ナイロンラインで投げていると 『来た〜!』大きくロッドが弧を描いているが意外とスンナリ寄せて来る、☆君・大西さんも掛け寄る、しっかり空気を吸って足元に浮いてきている青物は目測80クラス。西畑も十分空気を吸っているので安心して手で取るか?ネットを待つか?(実は釣れないだろうとタモは宮川兄の1本のみで兄が遠くに居るのだ) ネットを待とうと思った時に浮いていた青物が一気に走り出した、ジィィィィィィ気持ちイイ位のドラグ音を上げラインが出て行くが全く止まらず手前の根の間を潜って暴れている 「アカン アカン!」 プチッ・・・切れてしまった。 西畑曰く『僕が捕りたいサイズじゃ無かったんでワザと・ワザと切ったんです。』イカシてるぞ西畑くん!これで島根に引き続き2連チャンでワザと切ったんだね!男だよ君は! しかしラインシステムを組み直してる君の背中に哀愁を感じるのは気のせいなのか?? バラシたのでもう来ないだろうと思ってはいるが皆黙々とキャストを繰り返している、ふとすごくイイ潮目が沖から刺して来た。「長谷川さんこの潮目イイですね!」西畑くんも同じ考えの様だ。??ん?? 何か遥か沖でナブラが出てる様な気がする、白い線だけが見えるのだが・・・ビニールか?しばらくすると消えてしまった。まあ遠くで出るナブラは良くあるからなぁとトップを動かしながらボーとルアーを見ていると『バシュッ!!』・・・ええええ?? オイラの☆ペンシルの後ろに水柱が上がるが他のメンバーは気が付いていない「西畑君出た出た!」コレがオイラが伝えられた精一杯の言葉。しかし追い食いまではしなかった「クソ〜今後ろに出たのに!」と悔しがりながら少し場所移動で☆君の近くへ行く。『今ボイル出た!デカイで』と☆君&西畑 二人で見た様だ「今のはブリやろ!」と興奮状態、何せ立ち位置から2-3mでボイルされたら誰でも興奮する筈だ。 |
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そろそろ撤収やで・・『来たぁぁ!』 しかしひたすら投げるが反応が無い、オイラもトップを諦めヒラスズキ用にと買ったカンニバルをどんな動きか見たくて投げてみる。意外と深めに潜るんやなぁ、後はサラシで動くかな?と思いながらも何投かする、横を見ると既に☆君は諦めている。 シュルシュルシュル〜コッ(コッ?)・・ドン! 「来た〜!」追い合わせを入れネットを持った兄を大声で呼ぶ。 その間ドラグをユルユルにして沖に走らせる・・予定だったがドラグを緩めると全然走らない。シ・シーバスかな?と思いながら適度にテンションを掛け出来るだけ沖側へと自分が移動。そろそろタモが来るのでドラグ絞めて一気に勝負に入る、ブリクラスのボイルがあったのでもしや?とも思ったがロッドに乗った重みではブリクラスでは無さそうだ、水面付近に出てきたのは青物。小さい?タモを西畑君が用意してくれているがソコまで誘導するにはまだ元気があり過ぎる・・「タモ貸して!」一人で取り込む事を決断しタモを受け取るが・・・中々難しい・・頭をコッチに向かして少しテンション緩めて・・・入った!! この時点で60クラスと思っていたが☆君の目測75位・西畑も70はあると言う、あるのかそんなに?皆とガッチリ握手をし計ってみると76cm・8.5ポンド(約3.8k) |
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☆君絶好調 その後青物&ヒラスズキも狙ってみるが反応が無く終了。 トボトボと車まで帰り道具を直すが・・・皆が片付け終わっても☆君がまだモソモソしている。 「いいよ☆君、ユックリ直しや。」 「そうさ!焦る事なんて何も無いんだから!」 と言う暖かい視線を彼は何を勘違いしたのか 「早く片付けしろよ!アホ」 「おいおい!ホンマに準備に時間掛かるなぁ」 「もうほっといて帰ろうか」 と、読み取ったらしく必死に頑張り終了、コンビにで夕食を買って大阪に帰る為高速に乗る。 ☆君:「また西畑さん切られてましたやん!」 西畑:「いやいやワザとやって!小さい魚はリリースせな!」 ☆君:「またまた〜」 などと騒いでいると・・・ ☆君:「アレ?デジカメどこや?ゴソゴソ・・ガサゴソ・・」 皆 :「どないしたん?」 ☆君:「デジカメがドコにもないんです!!」 皆 :「あぁぁ?(-""-#) 」 ☆君のデジカメを捜査すべく高速を下りUターン。 マズはさっき寄ったコンビにへ探しに行き、その後釣り場まで戻るしかない。 車内はナゼが異様な殺気が漲っていたが・・・気にしない。 ☆君:「多分コンビニにありますよね!」 俺 :「いや、落としたらすぐ解るやろう」 西畑:「猫が持って帰ったんちゃうか?」 ☆君:「釣り場に落ちてるかも!」 俺 :「いや、あっても車バックしてるから粉々やろう」 西畑:「もう一回踏みましょうか?」 大西:「岩の上に置いたかな?でももう上げ潮やから沈んでるやろうな」 ☆君:「え・・・・」 皆の励ましの声が☆君の心には届かなかったらしくドンドン落ち込んで行く。 コンビニには無く、一路釣り場まで戻り細心の注意を払い勢い良く車を走らせ車を止めていた所まで戻って捜索開始、ここに車止めたからコノ辺りで片付けてたやろ?無いなぁ ウエーダー履いて岩の上まで見ておいで!と皆に言われウエーダー装着トボトボと歩いて行くが宮川兄が「トイレしてたやろ?その場所に落ちてなかったか?」の一言でその場所を見に行くと・・・ 『ありました!』 帰りは上機嫌な☆君でした。 この代償は高く付く事も知らず・・・・┓(´_`)┏ ちなみに忘れたのはデジカメだけでは無く、☆君のガマカツ帽子が後日ペッシャンコになって現場で発掘されたそうです。 |
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日時 : 2005年2月27日 場所 : 和歌山 釣果 :メジロ 1匹 76cm 8.5ポンド(約3.8kg) |
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流破Report 「青物前線異常無し?」 |