急遽遠征決定
金曜日の仕事中、宮川兄からメールが入る。
「今晩シーバスどう?」 むむ!行きたいが「流石にいきなり今日は難しいなぁ」と返信し
また来週行く事にする。 しばらくすると携帯が鳴り出した・・・

どうしましょう?

電話の相手は西畑君。
はて?今日のシーバス一緒に行こうって誘いやったんかなぁ?と思い電話を取る。

西畑:「毎度お疲れさまです長谷川さん すみません悪魔の電話です。」 

Σ(゚Д゚;) ハッ! 悪魔の電話ときたか!しまった取ってしまった!
ここは平常心で鋼の様な強い心を持って挑まなければ!

オイラ:「ん?どうしたん?」
西畑: 「今朝日本海の沖磯でヒラマサ2匹出たらしいですよ!どうします?」

オイラ:「ど・どうしますって言ってもなぁ・・・」
(;´Д`)ハァハァ

やばい鋼の心のハズが、既に真夏の炎天下に放置された飴玉の様にトロトロになってきたやんけ!


オイラ:「今回磯行くと月末に行くのが金銭的に辛いねんけどなぁ」
西畑: 「ああ、それは辛いですねぁ。今回餌師も多いからいい磯乗れるかも解らんし。」
オイラ:「う・・うん。でもヒラマサの確立高いやろうなぁ」
西畑: 「そら今朝の話ですからねぇ、まぁ青物は解らんからなぁ 辞めときます?」
オイラ:「行っちゃう?」
西畑: 「行きますか」

急遽遠征決定
 鋼の心よ、さようなら。

起爆スイッチON

仕事を終えて直ぐに家に帰り、間髪入れずに
オイラ:「今日から明日、日本海に釣り行ってくるな」と嫁に報告。
嫁: 「何時に帰ってくるの?」
オイラ:「解らん、多分夜中やと思う」
嫁: 「ふーん。」
後にこれが爆弾のスイッチを入れたとは知らなかった il||li _| ̄|○ il||liガクッ
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後で解ったが この時点で子供熱出てたらしい・・・申し訳ないm(_ _)m
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時合短か!

AM2:00に渡船が出発するが餌師の方々が多い事!
ざっと30名 船の定員満員やんけ・・・いい磯乗れるかなぁ。

何とか青物が攻めれる磯に乗せてもらえ、いざ最初はサラシ打ち!
まだ日は昇りきって無いので急がなあかんぞ。シーバスタックルにまずはサスケを付けて攻めてみる。

それを見ていた西畑君が
「長谷川さん そんなタックルでやったら取れないですよ、ここヒラマサやデカイヒラスズキ出ますよ」

そうなんですか!まぁオイラには釣れないし、レポ−ト48のきしちゃんの尺メバル見てるから、それ釣りたいんやぁとキャストするもアタリ無し・・・居てないのか?
もっとナチュラルなM-1に交換して1投目、サラシの向こうからサラシの中に通過させた途端

ゴンッ ジィィィジィィ

何か来た何か来た!下に突っ込むがシーバスロッドでも十分対応出来る引きだ。
一気に抜きあげて2人ともビックリ  
デカイで!

 
いきなり尺メバル登場。それを見た西畑君も急いでメバルタックルにワームで参戦。
1投ごとにアタリがあり、オイラもM-1&ワンダーで釣っていくが20−30分でアタリが遠のく。
ここで少し深めを探っても良かったが、青物狙いなので渋々終了。
 
最大32cm 尺5匹含み-27cmまでを 14匹


きた〜!あれ?

メバルに後ろ髪引かれつつ青物開始。
西畑:「今いい潮ですねぇ もしかしたらヒラマサのナブラ出るかも!」

その言葉通り少し沖で
バシャ バシャっと青物のナブラが出る。
射程圏外なのでポップクイーンで数投アピールさせて、シコトゥイッチャーに変更して水面下を動かしていると


ゴゴッン!

オイラ: 「きたー!」
西畑君: 
「それヒラマサかも!」
オイラ:  「マジで! ・・・あれ?バレタ・・・」

西畑君: 「・・・・・」


またやってしまいました。

その後遠くでナブラは出るものの全く寄って来ない平和な時間が流れる。


その間にロッドの写真撮ったり、西畑君撮ったりりノットの結び方を教えて貰ったりして時間を潰す。
 
プレミア&デスペの写真 と 石鯛師西畑の図

それでも暇なのでガシラでもと思い底を叩いてみるが反応無い・・・
ふと顔を上げてビックリ! 目の前大ナブラが出てるじゃないですか!
「西畑君!ナブラ!ナブラ!」
休憩していた西畑君も急いでやってくる。
さっき付けたままのシコトゥイッチャーが着水と同時に
ゴンゴン!

キタキタキタ! うらぁぁふらぁぁ!とさっきバレタのが悔しくてフッキングを何度もすると
西畑:「長谷川さん フッキングしすぎやでw」と突っ込まれる。

しかし・・・ヒラマサと思ってたがエライ簡単に寄って来るなぁ?
ははーん 足元来てから暴力的に突っ込むねんなぁ!おっしゃ!こーい!
バシャバシャ・・・・・あれ?普通に上がって来たんですが・・・

 
ヒラマサと思わせてくれた(勝手に思い込んでた) ハマチ君。
西畑君もハマチと解り一気にテンションダウン。

その後潮が逆向きに変わってしまい魚が寄り付かない、西畑君は石鯛1本に絞っているが、本命らしいアタリは一回だけ。こういう時はジグをシャクル練習に限るなぁっと思いスピードジグ115gをあれやこれやとシャクッてみる、何となく感じが掴めたのでショアブルー60gでハマチのシャクリに変更していつか通過するハマチでもっと投げ続けてみる一旦着底させて ポヨーン・・ポヨーンとやる気無いシャクりだがジグは横っ飛びする様にしていると 
ゴン!・・・何ですか?今の瞬間的にティップを叩かれた様なアタリは???

西畑:「ヒラマサですねぇ 今の」
やっぱりアレがそうなんですか・・・一体オイラはいつヒラマサ釣れるんだろうか??

ミラクルかぁぁ!

もうそろそろ船が迎えに来るかなぁ、帰り支度でもと思いながらジグをシャクッていると後ろで声が聞こえた。
ん?振り返ってみると西畑君が走っている・・・石鯛ロッドがバッドから弧を描きティップは海面に突き刺さっている!
「キタキタ! これ最後の餌やったんですよ!」

ロッドを手に取りフッキングすると綺麗にロッドが曲がっている
西畑: 「のった!」
長谷川:「のった!」

二人同時に同じ事叫びながら、オイラは万が一の為にタモを取りに走って行く。
長谷川:「凄い凄い!ラスト1投で来たなんて!!」
タモの準備をしていると背中ごしに
「あぁぁぁ なんやねん!」と言う声・・・バレタのか??
見てみると魚が居る・・・あれ?シマシマじゃない。
西畑:「こいつかよぉぉぉ」
落胆の声を上げる西畑君を促し苦笑いで撮影



次回は 石鯛!っと言ってみる

日時 : 2006年
場所 : 日本海沖磯
釣果 :
ハマチ53cmx1 ・メバル32cm頭に14匹・コブダイ?
流破Report 「急遽遠征決定」 
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